2013年11月30日発売(一部地域除く)の「アイアムアヒーロー 13巻」の初版には、下記の「限定特別付録(”逃走の記録カラーMAP”)」である、「アイアムアヒーローぼうけんのしょ – とうそうのきろく」がついています。連載開始以来の英雄たち登場人物の移動経路が綺麗にデザインされたマップです。


「アイアムアヒーロー13巻附録」(ぼかし&変形を入れてあります)

貴重なマップですので、13巻購入をご検討の方はぜひ初版の出回っているうちにゲットしておきましょう。またすでに13巻購入済の方は、間違えてもこれをチラシか何かだと思って捨てたりしないことが大切です。

このマップは、もとは昨年2012年5月07日発売の週刊ビッグコミックスピリッツNo.23にカラー三つ折り「完全保存版ピンナップ」として掲載されたB4判(約26cm x 37cm)のマップ(下記)を半分のB5判サイズ(約18cm x 26cm)に縮小したものです。


もちろん雑誌掲載時より1年半ほど経過していますので、今回の付録にはその間のストーリー展開が追加されたものになって、、、いるかと思いきや、ほとんど変更はされていません。というのはこの間の舞台はずっと埼玉県久喜市で、久喜市はこのマップに含まれていないからです。

唯一の変更点は、マップ右下に久喜編の主要人物の二人のイラストが追加された点だけでした。

ちなみにこの(週刊誌掲載の)ピンナップの裏側は「指原莉乃 祝ソロデビュー記念グラビア クール・ビューティキメキメピンナップ」(当然B4判)です。

今回の付録をゲットしそこねた方、あるいは附録と元ピンナップを両方欲しいというマニアの方、あるいは指原莉乃ファンの方は、なんとかスピリッツの2012年No.23号を入手しましょう。

右のリンクの通り、アマゾンのマーケットプレース(古本市場)で23号は古書として売られています。

しかも最低価格1円(送料別250円)でずらりと並んでいますので比較的容易に入手可能です(2013年11月3日現在)。

私はこの回の書誌データを記録していたときに初めて気がついたのですが、雑誌の上では、このピンナップ1枚で6ページとしてカウントされています。マップ側の3つ折りの各面も、それぞれ1ページとしてカウントされているわけです。これが雑誌一般の約束事なのか小学館、あるいはスピリッツの約束事なのかはよく知りません。

さて、このマップに載っている「空白の5日間」の文言や「その他の重要な出来事」に出てくる文言(「ホームラン動画」等)は、実はこのブログの前身サイトアイアムアヒーローにまつわるエトセトラに設置したアイアムアヒーロー時系列表(I am a HERO Timeline)を反映したものです。

「空白の5日間」の表現は、そもそもこのブログの記事で使ったのが最初です。
  「アイアムアヒーロー | 空白の5日」

時系列表のページは少しわかりにくいのですが、ページ中ほどにあるタブ上の[calendar][timeline]のボタンのうち、初期状態では[calendar]が有効になっておりカレンダー画面が表示されています。このボタンの[timeline]ボタンを押すと時系列表が表示されます。画面が狭くてカレンダーが一部しか表示されない場合は、同タブ右端の[↑]ボタンを押せば全画面表示になります(下図)。

これを作成したときはまだ8巻までしか刊行されておらず、8巻に未収録のエピソードについては[未収録]ボタンを押せば表示されます(といっても9巻までの内容)。

雑誌掲載のピンナップ下部には(非常に小さい文字ですが)下記の通り当方のサイトへのリンク(http://zqn.cc/)も表示されています。

ことの起こりは、このピンナップ掲載の前年、2011年暮のことでした。スピリッツ編集部のアイアムアヒーロー前担当編集者より連絡があり、アイアムアーローが小学館漫画賞の2011年の最有力候補としてノミネートされており、受賞の暁には本誌で特集ページを組みたい、その際に掲載する時系列表の作成を依頼したい、という連絡でした。

もちろん本作について一番詳しいのが(作者を除けば)担当編集者であり、作ろうと思えば当然自分で作ることもできたのでしょうが、担当作品を多数かかえ超多忙であること、もう一つにはおそらく、一人でファンサイトを作っていた私への配慮の気持ちもあって、ご依頼いただいたものと思っています。ギャラも支払う、ということだったのですが、これについては辞退させていただきました。

私の方も、ちょうど時系列表はきちんと作り直したいと考えていたところでした。それ以前にも時系列表のページはあったのですが、それはもともと2ちゃんねるの漫画板、アイアムアヒーローのスレッドに掲載されていた時系列表をパクったものでした。正確に書くと2ちゃんねるにその時系列を投稿したM氏に承諾をいただいて、手直しの上、掲載したものでした。

また、当時、プログラミングで jQuery や jQuery UI の勉強をしていたところで、時系列表作成にあわせて色んなテクニックを使ってみたいと思っていたところでした。




そういったわけで、原稿として納品するのではなく、サイト上で作成する、という形で依頼をお受けしたわけです。

ただ、残念ながらアイアムアヒーローは2011年の小学館漫画賞を受賞することはできず、この企画もポシャってしまいました。その落穂ひろい的(と書くと言葉は悪いですが)に企画されたのがこのピンナップだったと思います。

その翌年、花沢健吾先生の『アイアムアヒーロー』は捲土重来を果たし、2012年小学館漫画賞を受賞したのは皆さまご存知の通りです(発表は今年2013年2月)。

なお、現在は当ブログは小学館スピリッツ編集部とも担当編集者とも一切つながりは無く、したがってこのブログのすべての記事、感想、考察等は、すべて私個人の見解であり、編集や作者のそれと一致するものではありません。これはもちろん以前のブログやサイト記事についても同様で、すべて一読者として読んだ作品内容のみに基づく私の見解です。

あと、ギャラは辞退させていただきました、と書きましたが、ピンナップ掲載の23号については無償で送付していただきました。私が公式発売日前にスピリッツを読んだ唯一の機会でした。

最後に、前アイアムアヒーロー担当者によりtweetされた、ぼうけんのしょ作成のいきさつの記録を掲載しておきます。


※記事中で引用した画像は単行本・花沢健吾『アイアムアヒーロー』(小学館)、または週刊『スピリッツ』(同)より

(2013/11/03 20:35 投稿)