ちなみに各巻の表紙はこちらのページの発刊カレンダーの巻数をポイントすれば表示されます。
今回の表紙の絵自体は、(背景は別として)先にスピリッツ本誌に掲載されていましたので、新鮮さには欠ける印象でした(時期的には本誌に掲載した方が使いまわしだったのかもしれません)。裏表紙がわからないのでそこに何か仕掛けが施されている可能性もないではないですが、おそらく銃身がそのまま伸びているだけでしょう。
上述の分類パターンでは、13巻表紙は「わりとそのままパターン」と「先のストーリーの暗示」の中間くらいになります。ここから先は本誌未読の方にはネタバレになりますが、銃を構えて身構える英雄、という構図は13巻のストーリーに即しています。ただ、注意深い人なら気がつくでしょうが、英雄の構えている銃はこれまでの銃とは異なっています。
これはミロクのMSS-20というスラッグ銃で、この銃交代(あるいは銃追加)のエピソードは14巻で出てきます。ですので本誌既読の読者にはいろいろな意味で「わりとそのままパターン」であり、単行本派の方には「先のストーリーの暗示」になっているというわけです。
※記事中で引用した画像は単行本・花沢健吾『アイアムアヒーロー』(小学館)、または週刊『スピリッツ』(同)より
(2013/10/24 17:58 投稿)
表紙の背景は、厚生労働省ですか?。もし、崇たち一行と霞ヶ関で交えたら おもしろそうですね。
え、そうなんですか?
護岸か何かかなーとあまり深く考えなかったんですが、
厚労省にこんな形の壁か施設があるんでしょうか。
そうだとしたら「先のストーリーの予告」色が強まりますね。