「アイアムアヒーロー」アジア編(第96-97話)【ネタバレ注意】
カズとカオリが白タクに乗った台北市忠孝復興駅(安東街)から新北市九份までをgoogleで路線検索すると、自動車で[距離 40.km、時間54分]の道のりとなります。
下図のA(安東街)→B(九份)のルートです(地図クリックでgoogleマップ)
(c)Google
「ここは麺ロード?」でも書きましたが、検索するとこの区間のタクシー料金の相場は1100元(約3000円)ですので、白タク運転手の提示した200元(約500円)、あるいは300元(約700円)という料金は、金額自体はずいぶん良心的です。
最後には気の動転したカズの足もとを見られ5000元(約13、000円)をふっかけられましたが、40kmというと都心から千葉市、あるいは横浜市への距離です。タクシーで移動すると日本でもだいたい同じくらいの料金になりますので、日本人の感覚ではそんなにボッタくりに感じないのは、日台の物価差ということでしょうか。
これも検索すると、昔ほどではないものの、今でも台湾では白タクや神風ドライバーのタクシーに遭遇することはあるようです。妙に具体的な96話の「ニッキ、ニッキ」の笑えるエピソードは、もしかすると実話からきているのかもしれません。
96-97話で何度か登場した九份基山街の入り口は下の写真のセブンイレブン右手です。
※クリックでGoogleストリートビュー(基山街の中にドンドン入っていけます!)
地図は(c)Google、マンガ部分はアイアムアヒーロー97話より。
※記事中で引用した画像は単行本・花沢健吾『アイアムアヒーロー』(小学館)、または週刊『スピリッツ』(同)より
(2012/01/02 17:49 投稿)
アイアムアヒーローにまつわるエトセトラもご覧ください。